アンチエイジングという言葉を意識し始め、早3年、30代を前にして私は最近、ついにアイクリームを購入しました。
何の気無しに手にした雑誌に、アイクリームは25歳から使え!と、まるでそれが世の常識かのように書いてあったので、その足ですぐに買いに行きました。
正直それまでアンチエイジングにあまり関心がありませんでしたが、アイクリームの効果に思った以上に満足した私は、どんどんアンチエイジングに興味が湧いてきたのです。
スキンケア以外の美容にも、健康にも、アンチエイジング対策は大切です。皮を剥いたリンゴを放っておくとだんだん茶色くなるように、錆び付いた自転車のブレーキがキィーッと嫌な音を出すように、私たちの体は毎日酸化して錆びているって考えたら恐ろしくないですか?
そんな恐ろしい酸化を食事で抑え、化粧水ではどうにもならない体の内側の錆びを食事で防ぎましょう。抗酸化作用のある食材は多々ありますが、特に抗酸化作用が強いスター野菜を紹介します!
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体が酸化する仕組み
そもそも人は呼吸することで酸化の原因になる活性酸素を生み出してしまうんです。
活性酸素は体に入り込んだウイルスを攻撃してくれる大事な働きをする一方で、増えすぎると私たちの健康な細胞まで攻撃してしまうのです。これが酸化、つまり老化です。
酸化はシミやシワ、たるみや白髪の原因になるだけではありません。
少しの運動で疲れる!というあなたは、内臓や筋肉が酸化により弱っている可能性がありますよ。酸化による血管の老化は動脈硬化などの生活習慣病を引き起こす原因にもなってしまいます。
紫外線や汚れた外気、パソコンやスマホのブルーライトなどの生活環境や睡眠不足やストレス、飲酒や喫煙などの生活習慣も活性酸素を増える原因だと言われています。
老化は加齢だけで進むものではないということですよね。まだ若いから大丈夫!ってことでもないんです!
色に抗酸化作用あり!緑黄色野菜に含まれる成分3選
緑黄色野菜は彩りがキレイで料理に華を持たせるだけでなく、βカロチンを含むニンジンやカボチャ、リコピンを含むトマト、カプサイシンを含む赤パプリカ、それぞれの栄養成分に活性酸素を除去する抗酸化作用があるのです。
βカロチン
βカロチンは体内でビタミンAに変わるので、抗酸化作用のほか、肌の新陳代謝を高め、ターンオーバーを促すので、美肌効果は抜群です!βカロチンは熱にも強いので、調理法にも困りません。脂質と一緒に摂取すると吸収率も高まるので、油さえも味方にしてしまいましょう!
リコピン
リコピンもまた強い抗酸化作用を持つ栄養成分です。
リコピンにはシミの元になるメラニンの生成を抑える働きがあるので、美白効果もより期待できます。リコピンと言えばトマトですが、ありがたいことにジュースやスープなどの加工品に変身してもリコピン効果は衰えません。コンビニランチでも補えそうですね!
カプサイシン
カプサイシンといったら辛い赤唐辛子のイメージですが、辛味のない、むしろ甘い赤パプリカの色の元でもあり、こちらも強力な抗酸化作用があります。
またビタミンCも豊富に含まれています。私は生のパプリカにどハマり中です。甘みがあり、肉厚でシャキシャキの歯ごたえも最高で食べ応えもあり、なにより美味しい!超ヘルシースナックとしておすすめです。
栄養の宝庫!アボカド
アボカドが美容にも健康にも良いのは、周知の事実でしょう。その良質な脂質が体に良いのはもちろんですが、抗酸化作用も負けてません。
アボカドにはアンチエイジングのビタミンと呼ばれるビタミンEが多く含まれています。
ビタミンEの抗酸化作用はビタミンCとの相乗効果でより高まるのですが、アボカドにはそのビタミンCも多く含まれているのです。アボカドの食物繊維やオレイン酸にはダイエット効果もあるので、これはもう一石二鳥です!
私はアイクリームを使い始めるとほぼ同時に、毎日アボカドを半個食べるようになりました。アボカドのねっとり感が少し苦手だったのですが、わさび醤油で刺身風にするとビックリするほどおいしくて、今では逆に食べ過ぎないように我慢しているほどです。
アボカドの抗酸化作用のおかげなのか、アイクリームを塗っていない目元以外の肌もキメが整い、ニキビもできにくくなったように思います。
まとめ
- 放っておくと老化は進む!野菜で錆びない肌+体をつくる!
- 種類豊富な緑黄野菜で毎日飽きずに酸化防止!
- 若返りビタミン、ビタミンEはアボカドから!
年を重ねてもキレイでいたい!とスキンケアを見直すことも大切ですが、毎日の食事に抗酸化作用のある野菜をと取り入れると、ただキレイになるだけでなく、体の中から錆びを防ぎ、健康的な生活を送ることができます。
気持ちまで晴れ晴れし、本当に良いことだらけですよ!