ダイエットを始める時、皆さんはどのような方法をどのような基準で選んでいますか？
インターネットで調べてみるとたくさんのダイエット方法がありますが、空腹と戦わなくちゃいけなかったり、苦手な運動系のものだったりすると「ダイエットは明日から」なんて思って、はじめの一歩がなかなか踏み出せないなんてこともありますよね。
でも食事にあるものをプラスするだけなら簡単だし、出来そう！って思いませんか？しかもダイエット効果もしっかりあるなら最高ですよね。「うんうん」と頷いたそこのあなた、今日からフルクタンを取って痩せ体質になりましょう。
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フルクタンって何？
冒頭で「フルクタンを取って痩せ体質になりましょう」なんて言っておきながら、フルクタンについてまだ何もご紹介していませんでしたね。なんだかとても化学的な名前ですが、フルクタンはある食材に多く含まれているダイエットにとっても効果的な食物繊維のことです。
そのある食材とはズバリ「らっきょう」！
「うわー臭いが苦手」「お父さんがよく食べているヤツだ」なんて思った方が大勢いらっしゃるかもしれませんね。でも無理！食べられない！なんて思って諦めるのはまだ早いですよ！
フルクタンには血糖値の上昇を抑えたり、腸の動きを良くする健康面での効果に加えて、体のなかの脂肪をバラバラに分解して体内への吸収を防いでくれるダイエットパワーがあります。
フルクタンはらっきょう以外にも、アスパラガス・アーティチョーク(チコリ)・玉ねぎなどにも含まれていますが、読者の皆さんにはやっぱりらっきょうを食べてほしい！その理由は、らっきょうの90％がこのフルクタンで出来ているから！90％が痩せる成分で出来ている食材なんてなかなかないですよね。
そしてらっきょうには他にも良い効果がたくさんありますよ。これを読んだら「臭いが・・」なんて言っていたあなたも食べずにはいられなくなるかもしれませんよ？
らっきょうの様々な効果
先ほどらっきょうの90％はフルクタンで出来ているとご紹介しましたが、残りの10％にも私たちの体にとって嬉しい成分が含まれています。
アリシン
血液をサラサラにしてくれたり、疲労回復や夏バテ予防に必要なビタミンB1を体に吸収するための手助けをしてくれます。
ビタミンB1
血が固まったり、ドロドロになるのを防いでくれます。
アリル硫化物
体の中で発生した発ガン物質を解毒するために必要な酵素の働きを活性化させる効果があり、ガン予防や生活習慣病予防に繋がります。ちなみに、らっきょうの独特な臭いの元にもなっています。
よくカレーにらっきょうがついてきたり、福神漬けのように一緒に食べたりすることってありますよね。
それはポークカレーの豚肉に含まれているビタミンB1の体への吸収を助けるから、と言われています。カレー大好き人間の私は「なんでらっきょうを一緒に食べなきゃいけないんだ」なんて少し不満に思っていましたが、ちゃんとした理由があったのですね(笑)
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効果的な食べ方
らっきょうの食べ方と言えば、お酢に漬けてお漬物として食べる「甘酢漬け」だと思います。
気軽に食べることが出来ますが、この食べ方ではフルクタンがお酢に溶け出してしまうのでダイエット目的の場合はおすすめ出来ません。
一番ダイエットに効果的な方法は、生の状態で食べること。
生らっきょうは流通量がとても少ないので購入することが難しいかもしれませんが、日本で作られているらっきょうの主な収穫時期にあたる夏だと、割と手に入りやすいようですよ。
そしてスーパーで購入する際には、らっきょうの芽に注目して選ぶようにしましょう。らっきょうは出荷直前に葉や根を切りますが、成長が早いためすぐに新しい芽が出てきます。なので芽があまり伸びていないものが新鮮でおすすめですよ。
そして生らっきょうを美味しく頂けるレシピはこちら！
らっきょうのおかか和え
らっきょうを繊維にそって切り、2～3分水にさらします。この時、さらす時間が長すぎるとフルクタンが水に溶けてしまうので気を付けてくださいね。その後、醤油・米酢・削り節をらっきょうに混ぜれば完成です。
簡単に作れますし、思ったよりも食べやすいのでおすすめのレシピです。
らっきょうスムージー
らっきょう・りんご・レモン汁・はちみつ・水・氷をミキサーで混ぜるだけ。
らっきょうをスムージーで！？とちょっとビックリするような食べ方ですが、臭みが減ってとても食べやすいそうなので一度試してみてはいかがでしょうか？
まとめ
ダイエット効果がしっかり期待出来るフルクタン！を多く含むらっきょう、ちょっと食べたくなりませんか？
食べ過ぎると下痢になる可能性もあるので、1日3～5粒食べるようにしてくださいね。美味しく食べて綺麗な体を手に入れましょう！
