腸内フローラ環境を改善してスッキリな毎日を!なんてCMがあったような気がしますが、皆さんは腸内フローラについて、どんな働きをしていて、どんな状態が良くて、そしてどんなことをすれば良い状態になるのかご存知でしょうか?
実は思っている以上に働き者ですごい力を持っているもの。この記事を読んで、健康的で綺麗な体になるための体質改善を一緒にはじめましょう。
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腸内フローラとは
テレビCMなどのイメージでしょうか。私は腸内フローラ=ヨーグルトを思い出してしまいます。
そしてなんとなく体に良さそうなヤツ、という雑な扱いをしてしまっていますが、腸内フローラで体質改善を行うことが出るそうですよ。でもその前にその「腸内フローラ」について詳しく見ていきましょう。
腸内フローラとは、私たちの腸のなかに住んでいる細菌のことです。
「げっ!細菌って汚いやつ!」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、この細菌に私たちはいつも助けられています。
- 外から入ってきた病原体を退治してくれる
- 食べたものを消化してくれる
- ビタミン類を多く作ってくれる
- 幸せを感じる物質を作って脳に運んでくれる
- 体の免疫力を高めてくれる
でもそんな腸内フローラにも良いヤツと悪いヤツがいて、皆さんは善玉菌・悪玉菌という言葉を聞いたことがあるでしょうか?その名の通り良い働きをするのが善玉菌、悪い働きをするのが悪玉菌で、前述した腸内フローラの主な働きはこの善玉菌のおかげです。
だから一概に腸内フローラ、と言ってもその中には異なる働きをする細菌が存在するので、私たちの味方をしてくれる善玉菌を増やすことが重要になってくるのですね。
悪玉菌が増えると・・
現代の日本人は食生活の欧米化などにより、昔よりも善玉菌が減って悪玉菌が増えていると言われていますが、そうなってしまうと私たちの体に具体的にどのような影響があるのでしょうか。
そもそも悪玉菌なんて名前がいかにも悪そうな感じがしませんか?絶対良いことしない名前ですよね(笑)まさにそのイメージの通りです。
- 免疫力が低下して病気と戦う力が弱くなる
- 消化が悪くなり便秘になる
- 花粉症などのアレルギーに弱くなる
この他にも、うつ病などの心の病気にも影響を及ぼしているということも言われているので、お腹の中の健康は私たちの体全体の健康に繋がっている、ということになりますね。
善玉菌を増やす方法
皆さんはお腹に良さそう、つまり腸に良さそうな食品は?と聞かれて思いつくものはありますか?
記事冒頭でお話ししたように私はヨーグルトを一番に思いつきました。皆さんのなかにも同じように思われた方は多いかもしれませんね。
そのように思う理由として「朝食にヨーグルトを食べれば便通が良くなる」というイメージが強い気がします。特に意識しなくても多くの方に浸透しているヨーグルトのこのイメージ。でもそのイメージは事実で、ヨーグルトに多く含まれている乳酸菌は善玉菌を増やして、腸の動きを活発にしてくれます。
ヨーグルト以外にもキムチ・チーズ・納豆・漬物などに乳酸菌が多く、善玉菌を増やすことが出来るので積極的に食べると良いです。ちなみに、アルコールはビールよりもワインの方が乳酸菌が多くておすすめですよ。
まとめ
腸内フローラの環境を良くすることは、健康にもダイエットにもとても効果的です。
しかも少し食事の内容を意識すれば善玉菌を増やすことに繋がるので、運動が苦手な方にもおすすめですよ。さぁ皆さん、体質改善をして体の中から綺麗になってみませんか?